▼ちょっと一考、はじめに
▼「立ち入り禁止」という看板
1.行政指導による「立ち禁」措置
2.漁協側による「立ち禁」措置
3.企業による「立ち禁」措置
4.「立ち禁」の理由
5.総括
▼釣り場に着く前に
▼服装・動作
▼釣り場では?
1.追い越しにはルールを持て
2.ストリンガーのロープは?
3.リリース
4.仕掛けの投入は?
5.黒鯛の身になれ!
▼太く、大きく
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4.「立ち禁」の理由
今回、「立ち禁」に関して考えて頂きたい事は「一体何故立ち入り禁止となるのか?」或いは「何故、立ち禁になっているのか?」という問題である。先ず第一に考えられるのは安全である。
釣り人に関して安全とは何だろう?様々考えられるが、ひとつにはライフ・ジャケットの着用がある。私は全国いろんな所に釣り行脚している。そんな中、当然沖の離岸テトラもあれば、沖の一文字もある。離岸テトラへボートで渡る際にはライジャケの着用なんて当たり前の話である。そんな事全く考えもせず、もし海難事故にでも出くわすようなものなら即「立ち入り禁止」の看板が掲げられてしまう。好きな釣りして死んでいく人間はいいが、残された家族が離岸提等を管理する行政(国や地方)側や渡船業者に時にして訴えをおこすから厄介なのである。いわゆる「立ち禁」看板もある意味国や地方の安全策なのである。訴訟の場において「看板の設置」を無視した結果の事故である趣旨をいくらか弁明できる材料にしたいからである。事故を起こせば立ち禁に、事故があったから立ち禁になっている事は既成事実だが、行政(地方・国)側の防衛策でもあるという事を認識して頂きたいものである。
外海に面する離岸など(特に冬の日本海側)は時として天候の急変も有ればそれに伴い海況も急変する。春先の九州地方でもそうだが海が荒れれば当然大きな波が波止を覆い被さる。従って季節やフィールドに拠る安全対策は釣り人自らの責任において確実に行なわなければならない。又、私が常に言う「臆病者になる勇気を持て!」、人間年を取れば必ず足腰も衰えてくる。テトラの移動や波止への進入の際「怖い」と感じたら足を踏み入れない事も大切、名古屋港の中央提のように足元が狭く且つ高いフィールドは決して無理をなさらぬ事だ。
次にゴミの問題だ、まぁシンプルな落とし込み、余程釣り場でゴミを発生させる事は少ないだろうが団子釣りやオキアミを使った浮きフカセの一部釣り人にはよく見られる光景だが、サシエのパックごとの現場放置、配合エサの袋の現場放置などである。それに釣り人が食べ残した弁当の残飯、ジュースの空き缶などが山積されれば清掃を行なう行政、或いは漁協サイド、或いは地元ボランティアの方々はどう思われるか、ましてや時代は分別収集の時代、これだけは釣り人以前一人間の最低限度のマナーとして考えていただきたい。九州や四国のほんの小さな突堤でさえも入り口にフェンスが張り巡らされている。漁村或いは漁民の方々にとって百メートルにも満たない堤防で例え外部からの釣り人が釣りをしたところでどれほどの魚の目減りを想像するだろうか?魚が減るといった云々のけち臭い話では無く、正しくゴミ問題や漁具類の問題。堤防上に置かれている漁具(網やたこ壷など)の上を平気で歩く輩を見かけるが漁具類は漁師にとれば大切な生活必需品、そんなところを思いやって頂きたい。 |